粘度が高い製品をすばやく充填したいという食品メーカー様が、作業効率化に成功したケース
充填機導入
機能的
充填機導入
機能的
D社様は果物を加熱加工した商品の販売を手掛ける食品メーカーで、主にジャムやコンフィチュールなどを瓶詰にして販売しています。小さなお土産店として運営していたものの、品質の良さと大胆なアイデアが話題を呼び、大手小売店から大量の納品を依頼されるほどの人気店に成長しました。
そこで課題となったのは充填にかかるスピードです。とくにジャムは粘度が高いため充填に時間がかかり、煮込みなどの製造作業を止めてまで充填作業にあたらなければなりませんでした。また、鮮度の高い果物を扱う以上、充填に長い時間をかけることも好ましくなく、充填機の導入を検討しておられました。
当社がご提案したのは、ボトル自動充填装置「WBシリーズ」です。 4種類のラインナップはそれぞれ1分あたりの生産量が異なりますが、D社様の現状と展望をお伺いしたうえで、1分あたり40本~70本の生産が可能な「WB-6」をおすすめしました。
新開発のピッチメーカー®により、スクリューやホルダーなどを使わずにさまざまな形状のボトルに対応できるため、粘度や内容量が大きく異なる商品を製造するD社様にとって最適な機器です。
充填機の導入によって作業効率化に成功し、充填作業と製造作業を並行して行えるようになったとのことです。作業スピードは従来の約4倍になり、充填作業待ちの完成済み商品を鍋の中で待機させる時間も減ったため、商品製造の合間を縫って試作品を製作する時間も増えたとお喜びいただいております。
また、1万本単位の受注も可能になり、今までは泣く泣く断っていた仕事も受けられるようになったとおっしゃっていました。
瓶を汚さずにジャムを充填する作業には慎重にならざるを得なかったようですが、このストレスを感じずに済むようになったとほっとした笑顔を向けていただけたことが印象に残っています。これからも斬新なアイデアを生かした新商品を生み出し、ビジネスチャンスを増やしていただければ幸いです。